嫌いな人からはすぐ逃げる。でも時にはあえて逃げない。


みなさんは、嫌いな人とか苦手な人っているでしょうか?


誰しも一人くらいはそういう人がいるんじゃないかなと思います。




かくいう私も、今の語学学校のクラスの先生が苦手です。


この先生の名前を仮にイレーナとしましょう。



私は以前にも、このイレーナのクラスで勉強していたことがありました。


その時私は

「この先生すごくエコヒイキするなあ」

「アジア人のこと差別してるなあ」

と、彼女にネガティブな感情を抱きました。


授業が全く楽しくなくなり、どんどん学校がストレスになっていきました。


遂には「家で自習した方がマシ」という考えに至ったので学校に行かなくなりました。


要は逃げました!




その後しばらく旅行に行ったりしてリフレッシュした後、また学校に通い始めました。


今度は受付のスタッフに申し出て、私が好きな先生のクラスに入れてもらえることができました。


ところが…


好きな先生のクラスで楽しく授業を受けていたのですが、1週間でその先生は休暇に入ってしまいました。


そして代わりにやって来た先生は…イレーナでした。


せっかくクラスを変えたのになんでまたイレーナなの…!?




私は基本的に、自分にとってマイナスになると判断した人からは離れます。逃げます。


人生は短いんだから、我慢して辛い思いをして嫌いな人と一緒にいる必要なんかない!


これからもこの信念で生きていくと思います。



しかし今回のように、嫌いな人から離れてもまた同じ人(もしくは同じような人)が目の前に現れることがあります。


私はこう思うようにしました。

「きっとこの人から何か学べることがあるんだろう」

「だからこの人はまた私の前に現れたんだな」




また学校に行かないという選択や、クラスを変えるという選択もできますが、今私は逃げずにイレーナの授業を受けています。



以前イレーナの授業を受けていた時は「この先生嫌い」「つまんない」「帰りたい」としか思っていませんでした。


しかし今は


「ああ、やっぱりこういうところは好きじゃないな」

「でも優しい一面もあるんだな」

「こういう価値観で動いているんだな」


というように、ものすごく冷静に客観的にイレーナを観察している自分に驚いています。


私は彼女のことを好きにはなれませんが、平気にはなりました。




きっと私はこの先の人生も、苦手な人や嫌いな人に出会うことがあるでしょう。


時には潔く逃げ、時にはあえて逃げず。

自分を成長させてくれる糧にしたいと思います。

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